ドーベルマンの脳腫瘍

ドーベルマンが脳腫瘍にかかると見られる症状

数ある病気の中でも、脳腫瘍は特に重篤で命に関わる危険な病気です。
治療するのが難しいですし、治療をしたとしても何らかの後遺症が残ることも多いので、飼い主としてもかかってほしくない病気の一つと言えるでしょう。
しかし、早期発見することにより、ある程度の確率でしっかりとした治療ができますので、脳腫瘍の症状が出ていないかを飼い主が判断することで、愛犬の命を守ることができます。

脳腫瘍の症状としては、てんかんが典型的なものです。
頻繁にてんかんを起こしてしまうようであれば、一度脳腫瘍の危険性を疑って、しっかりとした診察を受ける方が良いでしょう。

また、運動機能に障害が出て、足がもつれたりまっすぐに歩けない、ずっと同じところをぐるぐる回っているなどの症状が出ることもあります。
このようにいろいろな症状がありますが、脳のどの部分に腫瘍ができるかによってもかなり異なりますし、ほとんど症状が出ないケースもありますので、発見が難しい時もあります。
どんな症状にせよ、明らかに何かがおかしい、と感じるような行動を取ったら、すぐに動物病院に連れていくのがベストでしょう。

ドーベルマンが脳腫瘍になる原因とは?

ドーベルマンが脳腫瘍になってしまう原因は、はっきりとしたことが分かっていないのが現状です。
特に遺伝的に脳腫瘍になりやすいということもありませんし、何らかの飲食物が影響を与えているとも言えません。
人間の脳腫瘍と同じように、特にはっきりとした因果関係が分からず、低い確率ですが病気を発症してしまうことがあるのです。

しかし、胃や腸など他の臓器にガンができることによって、そのがん細胞が転移して脳腫瘍を引き起こすケースは理由がはっきりとしています。
そのため、どこかの臓器でがんが見つかったら、すぐに適切な治療をして転移が起きないようにすることがとても大事なのです。
人間のようには定期的にがん検診をするということはできませんので、飼い主が日頃から細かく観察してあげて、おかしな症状が出ていないかをチェックしてあげるようにしましょう。

ドーベルマンの脳腫瘍の治療法とは?

ドーベルマンが脳腫瘍にかかってしまった時の治療法は、薬物治療や化学療法、外科手術などです。
それぞれの治療法を単独で行うこともありますが、いくつかを組み合わせる場合もあります。
どの治療法にしてもコストがかなりかかりますので、獣医師さんと事前に相談してどのような治療法を選択すべきなのかをじっくりと考えるようにしましょう。

脳腫瘍は特にダイレクトな原因がないということもあって、予防が難しい病気です。
飼い主としてできることは、できるだけ早く症状を見極めて発見してあげることです。