ドーベルマンの甲状腺機能低下症

ドーベルマンの甲状腺機能低下症の症状とは?

ドーベルマンの甲状腺機能低下症の症状は、あまり素人にははっきりと分からないこともありますので、しっかりと正しい知識を身に着けて、愛犬の病気を早期発見できるようにしましょう。
というのも、甲状腺機能低下症の症状というのは、この病気特有のものというよりは、他の病気に見られるものや、それほど重篤とは思えないものが多いからです。

具体的には皮膚に症状が出ることが多く、フケがたくさん出たり皮膚が黒ずんだりします。
また、抜け毛がかなり多くなる、かゆみや痛みが出る、毛が抜けた部分が赤くなることなども症状の一部です。
これだけ見ると、何らかの細菌に感染して皮膚病を起こしているとしか思わないことが多く、甲状腺機能低下症と結びつけるのが難しい場合があります。

さらに、全体的に体調が落ちるため疲れやすくなって運動をしたがらない、表情がとても悲しく見えるなどの症状が出てきます。
寒がりになったり、急に体重が増えて肥満体質になることもあります。
加齢による変化と混同しやすい症状でもありますので、やはり素人には判別が付きにくいところです。

こうした症状が複合的に出てきておかしいな、と感じたら、動物病院に連れていった時に獣医師さんに相談してみると良いでしょう。
検査をすることで病気を診断することができますので、確実に治療ができるようになります。

ドーベルマンの甲状腺機能低下症の原因とは?

多くのケースで、甲状腺機能低下症のはっきりとした原因は分かっていません。
中には遺伝的に甲状腺の機能が弱いという犬もいますし、甲状腺に関係する感染症などが引き金になってこの病気を引き起こすこともあります。
しかし、明確な病因がないのであれば、その原因を突き止めることは難しいと言えるでしょう。

そのため、予防として行えることはあまりなく、早期発見をして適切な治療をできるだけ早く与えることが必要です。
もちろん、遺伝的にこの病気になりやすいということが分かっていれば、日頃から症状の発現には目を光らせておくようにしましょう。
一般的には、ドーベルマンなどの大型犬がなりやすい病気とされていますので、飼い主は一層の注意が求められます。

甲状腺機能低下症の治療は薬物治療がメイン

甲状腺機能低下症の治療は、甲状腺ホルモン剤を投与するのが一般的です。
この薬剤は根本治療をもたらすものではなく、症状を改善するのが目的のものです。
そのため、治療は一生続き、ずっと甲状腺ホルモン剤を飲み続けなければなりません。

費用も手間もかかりますので、獣医師さんと相談して、どのような治療計画を立て、日頃のケアで注意すべきことには何があるかを調べるようにしましょう。